皆さま、こんにちは^^
このブログを運営しているPOPです!!
本日も皆さんにクライミング情報を発信してまいります♪
皆様もクライミングがどういったものかご存じかと思います。
しかし、クライミングといってもジャンルは幅広くかつ細かく分けられ、登り方も変わってきます。
クライミングがどういったジャンルに分けられるのか、以前の記事でお話ししているのでもしよければご一緒にご覧ください。
フリークライミングって耳にしたことあるんだけど、クライミングとはまた違うの??フリーって自由に登るってこと?
フリークライミングはクライミングというジャンルの中に分けられる分類のひとつのことだよ^^
今日はフリークライミングについて詳しく解説していこう♪
今回はクライミングのジャンルにあるフリークライミングについて、お話ししたいと思いますのでお時間が許す限り読んでみてくださいね^^
フリークライミングの「フリー」とは??
まずはフリークライミングの「フリー」とは”自由”という意味でありません。
ではどういう意味かというと、「~はない」となります。
例えば、カフェインフリーやストレスフリーといったような意味に近いですね。
カフェインフリーであればカフェインが無いとこを指しますし、ストレスフリーであればストレスが無いといった意味になります。
ではここでいうフリークライミングとは、道具を使わないという意味になります。
それにしても、ロープやカナビラ等の道具を使っているように見える…と思っている方がいると思います…
確かに道具は使用していますね笑
これに対して補足するならば、登る(前進)上で補助的な道具として使用していないということ。
つまり、フリークライミングにおいて使用する道具は、クライミングシューズやチョーク(滑り止めのチョーク)を除いて安全確保をするための道具であり、直接的に登る(前進)ことに対して補助しているものではありません。
上記の図に示す赤い点線で囲っている部分をフリークライミングのジャンルとなります。
今巷で人気のボルダリングもフリークライミングの分類に含まれます。
フリークライミングの種類
フリークライミングはボルダリング、ルートクライミング(トップロープクライミングとリードクライミング)に部類されます。
ボルダリング
フリークライミングの中でも最も手軽に始められるのが、ボルダリングとなります。
高さ5メートル以下の壁についているホールドを使って登るとてもシンプルなクライミングとなります。
必要な物はシューズとチョーク(滑り止め)のみです。
初めてボルダリングを経験されるみなさまであれば動きやすい格好のみで問題ありません。
基本どのジムにもシューズやチョークをレンタルすることができます。
↓詳細はこちらの記事を参考ください^^↓
トップロープクライミング
トップロープクライミングは高さ5メートル以上の壁を登っていくのでフォール(落下)の危険性から安全確保をするためにロープを使用します。
ロープクライミングをする上で大事なことは2人以上で行うこと。登る人とは別に安全確保のロープを支えてくれる人が必要になるからです。
登る人を「クライマー」、安全確保のロープを支えてくれる人を「ビレイヤー」と呼び、2人1組以上で行うのが基本的なスタイルになります。
トップロープクライミングはルート(登るコース)の上部にロープを先にかけておき、そのロープに吊り下げられた状態でクライミングを行います。
常にロープにぶら下がることができるので初心者の方でも登りやすいロープクライミングです。
ロープクライミングに興味がある方はこちらからトライしてみましょう!!
↓詳細はこちらの記事を参考ください^^↓
リードクライミング
リードクライミングとは、トップロープクライミングと同様にクライマーとビレイヤーの2人1組で行います。
トップロープクライミングとの大きな違いはルート(登るコース)の上部にロープをかけた状態で登るのではなく、登りながら「クイックドロー」と呼ばれるフックにロープをかけていきます。
そのためフォール(落下)した際、最後にロープをかけた位置まで落ちるのでその分恐怖も増してしまいます…
なので、リードクライミングをトライする前にトップロープで高さやフォール(落下)にある程度慣れてからトライすることをおすすめします。
もちろんロープクライミングができるジムなどで講習も行っていますのでそちらで受講されると良いでしょう^^
↓詳細はこちらの記事を参考ください^^↓
フリークライミングを極めし者「フリーソロクライミング」!!
フリーソロクライミングという言葉を聞いたことありますでしょうか。
その字のごとく一人でフリークライミングを行うことです。安全確保もせずに己の身一つで登る究極のクライミング!!しかも地上から数百メートルの断崖絶壁を登るとういう危険を顧みず登る姿はまさに神^^
圧巻の一言につきます。。。
フリーソロクライマーは世界的にも有名なクライマーにアレックス・オノルド(Alexander J.Honnold)がいます。
彼の死をも恐れず登る姿はまさに神っ!!
2018年には映画「フリーソロ」というのが上映。彼の緊迫感あふれるクライミングに密着したドキュメンタリー映画です。
この映画はフリーソロとして誰もがなしえなかった世界屈指の危険な断崖絶壁を挑むという前人未到の挑戦です。
まさにクライマーの理想像と言えると思います。
彼のクライミングの姿に感化されること間違いないでしょう^^
エイドクライミング
なぜフリークライミングという言葉が存在するのか…
登る(前進)上で道具を使用しないフリークライミングに対して、道具を駆使して登るエイドクライミングというジャンルが存在するからです。
エイドクライミングはフリークライミングの対義語にあたり、「人口登攀」とも呼ばれます。
まとめ
いかがだったかな?
フリークライミングってそういう意味だったんだね^^
フリーで登るにも意味があるのか笑
そういうことだ^^
そしてフリークライミングとはいえ登るスタイルはいくつかあるんだね。
では今日のおさらいをしておこう♪
フリークライミングの「フリー」とは
自由という意味ではなく「~がない」という意味で、登る「前進」上で補助的道具を使用しないということ。
ロープ等の道具はあくまでも安全確保(落下などに対応)としてしか使用しておらず、登る上で補助的要素はありません。
また、フリークライミングのスタイルは以下の3つに分けられます。
・ボルダリング・・・
高さ5メートルの壁を登るスポーツで安全確保などはなく、己の身一つで登ります。
・トップロープクライミング・・・
高さ5メートル以上の壁をルート(登るコース)の上部にあらかじめロープをかけておき、登る人(クライマー)と安全確保でロープを支える「ビレイヤー」の2人1組で行います。
・リードクライミング・・・
トップロープクライミングと同様に2人1組で行いますが、登りながらクイックドローと呼ばれるフックのようなものにロープをかけながら登るスタイルとなります
に分けられます。
ボルダリングから初めて登ることになれたらトップロープクライミングに挑戦してその高さや登り方に慣れたらリードクライミングをトライされるのがおすすめです^^
そしてフリークライミングの極地「フリーソロ」これはその名のごとく単独で安全確保もせずに数百メートルの断崖絶壁を登るエクストリームなクライミング…
命を顧みず登るのはクライミングに人生を捧げている人々の領域ですね!!
フリークライミングとは反対に登る(前進)上で道具を使用してクライミングを行うエイドクライミング(人工登攀)があり、補助的に道具を使いクライミングをするスタイル。エイドクライミングとフリークライミングは対義語にあたります。
みなさまもぜひともフリークライミングにトライしてほしいです!!
とはいってもフリーソロではないですからね(笑)
怖がらずに前向きに登っていきましょう^^
本日はここまでとなります。
クライミングが新しい趣味に繋がりますように^^
では本日の記事はここまでとして、次回記事でもクライミング情報について詳しい話をお伝えしてまいりますのでお楽しみに♪
みなさまに楽しい楽しいクライミングライフを送れますように^^
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