皆さま、こんにちは^^
このブログを運営しているPOPです!!
本日も皆さんにクライミング情報を発信してまいります♪
東京オリンピック開催だね!
スポーツクライミングってどうやって競い合うんだろ?
ただ登れればいいの?
今回より正式種目になったスポーツクライミング!
登れればいいんだけど、その中にもルールがあるからこそ面白さがある!
ということでスポーツクライミングについて説明していこう♪
スポーツクライミングとは??
スポーツクライミングとはフリークライミングのジャンルに含まれ、ボルダリング、リードクライミング、スピードクライミングの3種目に分類されます。
それぞれ種目ごとで大会が行われたりしますが、東京オリンピックの場合、1選手が三種目複合(コンバインド)という形式でメダルを争います。
スポーツクライミングについてはこちらの記事でも紹介しております^^
スポーツクライミングの競技方式とは??
競技方式とは、コンバインドといってボルダリング、リード、スピードの3種目の複合で競技を行います。
スピード⇒ボルダリング⇒リードの順番で競技を行い、各順位を掛け算した数値少ない順に総合順位が決定します。
以下に例を挙げてご説明します↓↓
また、万が一順位が並んだ場合は、その選手間で順位が上の種目が多い選手が上位となる。
どこかの種目で1位を取るのも大事ですが、その他種目でもある程度の順位を獲得していないと上位には食い込めません。
ある程度のバランスも必要となってきます。
予選20名のうち、上位8名が決勝に進出します。
予選
予選がどのように行われるのか説明します。
出場人数20名で3種目複合で上位8に絞られます。
スピード(予選)
1人2回トライし、より速いタイムを予選記録として採用されるタイムレース方式で競技を行います。
1度でもフライング(フォルススタート)をしてしまうとその時点で失格、最下位となってしまいます。
ボルダリング(予選)
4課題をベルトコンベア方式で1課題制限時間5分で競技を行う。
①完登数
②ゾーン獲得数
③完登に要した合計アテンプト数(少⇒多)
④ゾーン獲得に要した合計アテンプト数(少⇒多)
の順番で順位を決定。
※ベルトコンベア方式:選手によって開始時刻が異なり、自分の開始時刻になったら全課題を決められて順番で同じ時間ずつトライ。
※1課題目を5分間トライ⇒5分間休憩⇒2課題目を5分間トライ⇒5分休憩…と全課題を終えるまでトライと休憩を繰り返して行う。
※課題が登れない場合も制限時間が来た時点で終了となる。
※アテンプト数:課題へのトライ回数
※ゾーン:課題の途中に設けられた地点で、そこまで到達すると評価される高度のこと。ボーナスとも呼ばれる。
リード(予選)
ロープを壁に付いてる支点(クイックドロー)にかけて安全確保を行いながらTOP(終了点)を目指す。
制限時間は6分で、トライは1回のみ。
同高度で並んだ場合は、競技開始から落下まで(完登の場合は完登まで)の時間が短い選手が上位になる。
決勝
つづいて決勝について説明します。
予選を勝ち抜いた上位8名がメダルを争います。
スピード(決勝)
予選とは異なり、対人戦によるトーナメント方式で行います。
初戦の勝者と敗者4名でトーナメントを組み、1位から8位まで順位を決めます。
ボルダリング(決勝)
こちらも予選とは異なり、競技進行は1つの課題を全員が競技を終えた時点で次の課題に移るW杯決勝方式で行います。
合計3課題で1課題の制限時間は予選より短い4分間となる。
順位決定方法は予選と同様となります。
リード(決勝)
予選から制限時間や順位決定方法に変更はありません。
ルート自体も予選、決勝ともに40手前後であることが多いです。
オリンピック日本代表選手
今回出場するオリンピック日本代表選手を紹介します^^
(男子)楢﨑智亜選手
世界選手権2019年コンバインドで見事優勝を果たす。
ボルダリングではW杯年間優勝を2度、さらに世界選手権優勝も2度の実績を誇っている。そしてスピードでは日本人初の5秒台をたたき出し、金メダル獲得へ有力候補。
(男子)原田海選手
2018年ボルダリング世界選手権で初優勝を飾り、2020年のジャパンカップでも頭角を現し見事優勝。リードでもW杯や世界選手権においても決勝に進むほど安定した戦績を残しており、十分メダルを狙える実力である。
(女子)野口啓代
ボルダリングでは4度のW杯年間優勝、ジャパンカップでは前人未到の9連覇という記録を打ち立て、クライミング界の女王となった。2019年コンバインド世界選手権で準優勝。しかし、引退を表明しており、東京五輪が最初で最後のオリンピックで、競技生活の集大成としてオリンピックへ挑む。
(女子)野中生萌
若い頃から日本代表選手に選ばれるほどの実力を持ち、2018年のボルダリングW杯年間優勝を果たし、2019年コンバインドでは5位となった。
スピードでは今年のW杯第1戦で日本人初のメダルを獲得。
世界のライバル選手たち
男子ではメダル候補のひとりと言われている『アダム・オンドラ』選手。
リードでは圧倒的な実力でW杯年間優勝、世界選手権を3度経験。
女子では『ヤンヤ・ガンブレット』選手。
彼女は2019年にはボルダリングW杯で前人未到の全勝優勝、世界選手権ではボルダリング、リード、コンバインドの3冠を達成するなど日本人の強敵の一人と言えるでしょう。
競技日程
競技日程は以下の通りとなります!!
最後に
いかがだったかな?
コロナで1年延長しちゃったけど、2020年オリンピックの正式種目になったスポーツクライミング楽しみだ♪
楽しみだね^^
ルールや出場選手を知って、オリンピックを楽しみたいね♪
東京オリンピックはコロナの影響により無観客となってしまい、大変残念となってしまいました。
日本人勢はメダルを獲得できるだけの能力・経験が備わっており、是非ともメダル…いや金メダルを獲得してほしいですね^^
各国の代表選手もコロナという状況下で日本へ来ていただいたこと、ぜひとも最高のパフォーマンスを発揮してもらいたいですね♪
私もテレビ越しですが応援します!!
今日はここまでとなります。
皆さまのクライミングが新しい趣味に繋がりますように♪
では本日の記事はここまでとして、次回記事でもクライミング情報について詳しい話をお伝えしてまいりますのでお楽しみに♪
みなさまに楽しい楽しいクライミングライフを送れますように^^
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