皆さま、こんにちは^^
このブログを運営しているPOPです!!
本日も皆さんにクライミング情報を発信してまいります♪

「もうちょっとでゴールなのに、前腕がパンパンで手が出ない…!」
どうしたらいんだろう?

そういう経験あるよね><
うまく“レスト”を取ることができれば、完登率はぐっと上げられるよ!
回は、クライミングにおけるレスト(休憩)の基本とコツについて、わかりやすく解説していこう♪
ーーレストは「力任せな登り」から抜け出す鍵ーー
クライミングは、一見「筋力勝負」や「フィジカル重視のスポーツ」に思われがちです。
でも実際は、体の使い方・バランス・そして“休み方”が非常に重要。
特にボルダリングやリードなどで課題が長くなってくると、スタミナ切れが失敗の大きな原因になります。
そんな中で、「どこで、どう休むか」を知っているかどうかで完登率は大きく変わってきます。
逆に言えば、うまくレストできないと、登れるはずの課題も落としきれなくなってしまうのです。
レストは「技術」であり「戦略」
- ホールドの良し悪しに関わらず、上手に休めるかどうか
- 体のどこに重心を置くか、どう呼吸するか
- 力まずに止まるためのポジション選び
レストは“体を止める”だけではなく、「疲労を回復しながら次の動きに備える」ための能動的な行為だと考えましょう。
レストの基本的な考え方と目的

なぜ登りながら休む必要があるのか?
クライミング中にもっとも疲労がたまりやすいのが、「前腕(腕の内側)」です。
これはホールドを保持するために、常に筋肉を収縮させているため。
特に保持力に頼ってしまう初心者のうちは、数手登っただけで前腕がパンパンになる「パンプ状態」に陥りやすくなります。
そのため、「腕にたまった乳酸を逃がす」「握力を一時的に回復させる」ための時間が必要になるのです。
そして、レストの主な目的は以下の通りです。
- 前腕の疲労を回復させる(乳酸の排出)
- 心拍数を落ち着ける・呼吸を整える
- 次のムーブを考える“思考の時間”をつくる
- 動きのリズムをつかみ直す(テンポ調整)
つまり、レストは「疲れを取る」だけでなく、身体と頭を整える時間でもあります。
実践テクニック|効果的なレストの取り方5選

ここでは、クライミング中に取り入れられる具体的なレスト方法をご紹介します。
両手交互に休ませる「シェイクアウト」
片手でホールドを保持しながら、もう片方の手を下げて軽く振る方法です。
この“振る動き”が、前腕の筋肉の緊張を和らげ、血流を促進する効果があります。
✔やり方のポイント:
- 腕を下げて、軽く前後または左右に振る
- 手首を脱力させて“だらん”とさせると効果UP
- 息を止めず、ゆったり呼吸を合わせる
最初は数秒間でも十分効果的。疲れがひどい時は、ホールドを変えながら片腕ずつ交互に休ませましょう。
足で支えて「脱力ポジション」を作る
腕にかかる負荷を減らすには、いかに足に体重を乗せるかがポイント。
つま先・かかと・ヒール・トウなど、壁に引っかけられる足技を活用して、腕を“開放”していきましょう。
✔おすすめのポジション:
- ヒールフック・トウフックで体を固定
- フットホールドにかかとを落とすとふくらはぎも休める
- 垂壁・スラブなら壁にもたれるのも有効
壁の「レストポイント」を見逃さない
課題の中には、ところどころに一時的に休憩できる場所(レストポイント)が存在します。
それを登る前に見つけておく「目で登る力」も重要です。
✔こんな場所を見逃すな:
- 足がしっかり置けるホールドがある
- 両手で交互に保持できる(バランスの良い位置)
- 軽く呼吸ができるスペースがある
レストポイントでは慌てず、深呼吸しながら先のルートを確認しましょう。
呼吸を使った“内側からのリセット”
筋肉だけでなく、「呼吸」もレストの大事な要素です。
レスト中は、深くゆったりとした腹式呼吸を心がけることで、体全体の緊張を和らげることができます。
ムーブ中にも“ミニレスト”を意識
レストといっても「止まって休む」だけがすべてではありません。
動きの中にも、力を抜く瞬間=“ミニレスト”を作る意識が大切です。
- デッドムーブ後のスイング中に一瞬脱力
- 足を決めた瞬間に腕を一度緩める
- ホールドから手を離す瞬間に手首を振る
動きのなかで小さなリセットを積み重ねることで、全体のスタミナ維持に繋がります。
NG例|やってしまいがちなレストのミス

❌ 握りしめたまま“止まるだけ”
→ 止まってるのに腕がパンプしていくのは、レストができていない証拠。
❌ 呼吸が止まっている・息が浅い
→ 無意識に息を止めていると、酸欠&焦りの原因に。
❌ 位置が悪くて重心が不安定
→ フラフラしていると逆に消耗してしまう
レストとは、“安全で、安定して、脱力できる姿勢”をつくること。
常に「今、自分は本当に休めているか?」と意識する習慣をつけていきましょう。
まとめ

どうだったかな??

疲れる前に登ってしまえと焦ってすぐに疲れていたから、もっとレストを挟んだで冷静になれるようにするよー♪

そうだね!
登りながらもレストしてクライミングスキルを高めていこう♪
では最後におさらいをしておこう^^
どれだけ筋力や保持力が強くても、登りながら回復できる技術=レスト力がなければ、完登は難しくなります。
逆に言えば、レストの技術を身につけることで…
- 長い課題にも落ち着いて対応できる
- 登りのリズムをコントロールできる
- “あと一手”の場面で踏ん張れる
「登れる人は、うまく休める人」。
この言葉は、まさにクライミングの本質を表しています。
登るだけでなく、どう休むか、どこで休むか、どう力を抜くか。
そんな視点で壁と向き合ってみると、新しい発見があるはずですよ♪
はここまでとなります。
皆さまのクライミングが新しい趣味に繋がりますように♪
では本日の記事はここまでとして、次回記事でもクライミング情報について詳しい話をお伝えしてまいりますのでお楽しみに♪
みなさまに楽しい楽しいクライミングライフを送れますように^^
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