皆さま、こんにちは^^
このブログを運営しているPOPです!!
本日も皆さんにクライミング情報を発信してまいります♪


登っててもすぐに腕が疲れたりしてよれてしまう。
ほかの人は何時間登ってても疲れていないし、体がばねのように動いているしやはりセンスの差なのかな?

それは身体の使い方の問題だよ。
もちろんある程度の身体の使い方の差はあるだろうけど意識するだけでも十分成長できることだよ^^
今日は身体の連動性について話していこう!!
クライミングというスポーツは、見た目以上に全身を使う高機能な運動です。
ホールドをつかむ腕の力や、足で踏ん張る脚力だけでなく、身体の「連動性」が極めて重要な要素になります。
単一の筋肉や関節だけで登るのではなく、体全体が連携して動くことで、パフォーマンスを最大限に引き出すことができます。
特に、効率の良い動きや無駄のない重心移動、ホールド保持時の安定感など、クライミングに必要な要素は、身体全体が連動してこそ成り立ちます。
本記事では、この「身体の連動性」の重要性、向上させるためのトレーニング、そしておすすめのトレーニング用品などについて詳しく解説します。
身体の連動性がクライミングにおいて重要な理由

クライミングにおける身体の連動性はなぜ必要なのかいくつかにわけて説明していきます。
1. 全身の動きが一つにまとまることで、省エネで登れる
クライミングにおいては、ただ力任せにホールドを握るだけでは、長いルートや連続課題に耐えることができません。
腕、肩、体幹、脚などの各部位が協調して動くことで、必要な筋肉だけを効率よく使い、無駄なエネルギー消費を抑えることができます。
この「省エネ」な登りは、保持力の温存、ムーブの精度向上、さらには怪我のリスク軽減にもつながります。
連動性の高い登りは、まるでダンスのような滑らかさを生み出し、クライマーにとって理想的な状態と言えるでしょう。
2. 重心移動がスムーズになり、壁との一体感が増す
体幹がしっかりと働き、上半身と下半身が連携して動くことで、重心の移動が非常に滑らかになります。
これにより、壁に対して身体が「貼りつく」ような感覚になり、姿勢の安定性が向上します。
結果として、ホールドからの剥がれを防ぎ、スリップや落下のリスクを減らすことができるのです。
特にスラブやバランス系の課題では、この重心のコントロールが極めて重要です。
3. 怪我の予防にもつながる
連動性の高い動きは、一部の筋肉や関節に負担が集中するのを防ぎます。
例えば、肩だけで引き上げようとするのではなく、脚で押し、体幹で支え、腕で調整するというように複数部位で力を分担することで、特定の部位にかかるストレスが軽減されます。
これは、慢性的な肩の炎症や肘の腱炎、手首の痛みなどの怪我を未然に防ぐうえでも非常に重要です。
筆者も肩や手首の痛みは発生するのでしっかりとした身体の使い方は必要だと感じます><
身体の連動性を高める具体的なトレーニング

ではどのようなトレーニングをすると身体の連動性が取れるのか紹介していきます。
1. 体幹トレーニングで身体の土台を作る
体幹(コア)は、身体の動きを支える基礎部分です。
ここが不安定だと、他の部位の動きもバラバラになり、効率の悪い登りになります。
代表的なトレーニングとしては:
- フロントプランク(30秒〜60秒×3セット)
- サイドプランク(左右各30秒)
- デッドバグやバードドッグなどのダイナミックコア運動
こうしたトレーニングにより、腹部・背部の安定性が増し、ムーブ中の姿勢維持力が向上します。
注意点としては最初から無理をしてしまうと腰を痛めたりするため、最初は心地よいと感じられる負荷からやっていきましょう^^
2. 肩甲骨周りのストレッチで動きをスムーズに
肩甲骨は「動く土台」として、腕の可動域や引きつけの強さに大きく関与しています。
肩甲骨の柔軟性が不足すると、引きつけやクロスムーブが不自然になり、無理な力がかかってしまいます。
おすすめのストレッチ:
- 壁に手をついて、肩甲骨を内側・外側へ開く運動
- チューブを使ったローイングやプルアパート
- 腕を上に伸ばしての肩回し運動
日常的に行うことで、可動域が広がり、ムーブの幅が大きくなります。
特に立甲といって肩甲骨の可動域を最大限使えるようにするのも連動性あげるひとつといえます。
3. ムーブの反復で「使い方」を身体に覚えさせる
クライミング特有の動きを身につけるには、実際に登る中で身体の使い方を繰り返し学ぶ必要があります。
おすすめトレーニング:
- グレードを落としてスムーズな動きを意識する「ムーブ精密トレーニング」
- 難易度よりもフォームや呼吸、重心移動を意識した「イメージ課題の反復」
- 動画を撮影して自己観察を行い、無駄な動きや硬直を修正する
これらはすべて、身体の連動性を養ううえで非常に効果的です。
特に自分の登りを客観的に見て、強いクライマーと比較してどのような動きに違いがあるのか見つけてくとより修正しやすくなるでしょう^^
おすすめのトレーニング用品
身体の連動性を鍛えるトレーニングにおすすめグッズを紹介します♪
バランスボール
体幹トレーニングや肩甲骨周りの動き作りに活用できる万能器具。
特に、姿勢を意識したトレーニングに向いています。
チューブバンド(レジスタンスバンド)
肩甲骨の可動性を高めたり、インナーマッスルを鍛えるのに適しています。ジムだけでなく自宅でも使いやすいのが特徴です。
トレーニングマット
床での体幹トレやストレッチを行う際の必需品。
身体を痛めないためにも、厚手で滑りにくいものを選びましょう。
まとめ


いかがだったかな?

ただただ力ずくで登らず体全体を使って登ることで無駄な力を使わず省エネかつ最大限の出力が出せるようになるんだね!!
こつこつトレーニングしていこう^^

そういうことなんだ!
身体の動かし方を理解し意識することで誰でもスムーズな登りができるようになるよ!
では今日のおさらいをしておこう♪
クライミングにおける「身体の連動性」は、ただの筋力や柔軟性以上に、登りを根本から支える重要な能力です。
日々のトレーニングや意識付けによって、全身が一つのユニットとして動くようになると、動きがスムーズになり、より高難度の課題にも対応できるようになります。
無駄のないムーブ、美しいフォーム、そして怪我の少ないクライマーライフのためにも、身体の連動性の向上に日々取り組んでいきましょう。
今日はここまでとなります。
皆さまのクライミングが新しい趣味に繋がりますように♪
では本日の記事はここまでとして、次回記事でもクライミング情報について詳しい話をお伝えしてまいりますのでお楽しみに♪
みなさまに楽しい楽しいクライミングライフを送れますように^^
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