皆さま、初めまして^^
このブログを運営しているPOPです!!
本日も皆さんにクライミング情報を発信してまいります♪
クライミング雑誌とかで『オンサイト(OS):5.~』とか『オンサイトOS:~段(級)』ってあるんだけどどういう意味なの?
オンサイト(OS)とは1回のトライで完登することだよ♪
では、今日はオンサイト(OS)について詳しく説明していくね^^
オンサイト(OS)とは?
皆さんもよく目にするオンサイト(OS)とは、
目標のルート(課題)に対して、何も情報を持たずかつ補助的道具を一切使用せずに、己の身体だけで、初回の挑戦だけ完登すること。
これはクライミングの中で、もっともかっこいい完登スタイル。
なぜなら、クライミングはスタートからゴールまで登るシンプルなスポーツであり、いかにに難しい壁をスマートに登れるのかにたどり着くと思うからです。
ちなみにオンサイト(OS)は、『一撃』と言ったりします。
むしろ『一撃』と呼ぶクライマーのほうが多かったり♪
最高の完登スタイルのオンサイト(OS)こそ『究極の美学』!?
オンサイトって登るルート(課題)に対して、一切の情報や補助的道具を得ずに登ることなんだね…それって相当難しい気がする><
そうなんだよね…だからこそ、オンサイト(OS)というのはクライミングにおいてもっとも価値の高い完登スタイルとなり、『究極の美学』となるわけだ♪
難しい課題でも、初回のトライだけで登れたら、かっこいいし、気持ちよくて、何より周りの人からも尊敬のまなざしがあることでしょう♪
このオンサイト(OS)の最高グレードこそが、そのクライマーの能力値だと考えてもいいと思います♪
クライミングのルート(課題)に必要とされる、保持力やパワー、柔軟さ、ムーブの引き出し力、オブザベーション力のどれかでも欠けてしまえば、落下(フォール)してしまうからです。
もちろん、何度も何度もトライして登るストイック性も成長につながる大切な要素といえます。
しかし、例えば、外岩でのボルダーやリードクライミングでは、危険性が高くい墜落するか分からない状態、少しのミスが命取りになる場合も十分にありえます。
したがって、自分のクライミング能力の限界を突き詰めるという行為は、命を落としかねません。
そういう観点からもオンサイト(OS)を狙い、そのグレードを高めるクライマーこそが、本当のクライマーなのではないでしょうか。
オンサイト(OS)というのは、どのルート(課題)においても、1度きりで何度も挑戦することができません・・・
だからこそ、ただ登るのではなく、オンサイトトライを意識して、そのルートに向かってみてはどうでしょうか?
そのオンサイトトライをできた達成感は、何ものにも変えられないほどすばらしいものになり、人生においても大きな宝物になることでしょう!!
クライミングにおけるオンサイト(OS)は難しい!?
なるほどね!あまりオンサイトを意識してなかったけど、初回で登れたら気持ちいいって思うよ♪でも低グレートでしかできたことないかも…
そこなんだよね!オンサイトトライというのはそれだけ難しいものなんだよ><
みなさまの最高グレードはどれぐらいでしょうか?
私の最高グレードはボルダーは初段、リードは12aとなります。
しかし、オンサイトトライの最高グレードはボルダー2級、リード11aほどに下がります。
この最高グレードは・・・
何度もトライして、核心部の対策を考えては試しての繰り返しを経て、ようやく完登できるようになるグレード。
それを何の情報も持たずに1回の挑戦だけで登り切るのは至難の業です…
オンサイト(OS)するために必要なことは?
そっか~、オンサイトトライって1度きりだから、何か見落としがあるだけで失敗しちゃうんだね…何を意識したら登れるようになるの??
オンサイト能力を高めるなら、次話すことを意識してみよう♪
オンサイト能力を高めるには・・・
・ルート(課題)をしっかりとオブザベーションを行い、ホールドの配置や必要なムーブ、流れを把握・理解すること。
・脳内シミュレーションを行い、抜けがないか考える。
・トライ中は、ミスをしないように落ち着いて、冷静に体を動かす意識をすること。
オンサイトにおいてもっとも必要なことは『オブザベーション』です。
オブザベーションは『観察の意味で、目標のルートを観察し、ホールドの配置を記憶し、そのルートに必要なムーブを考え、脳内シミュレーションすること』をいいます。
詳しくはこちらの記事に読んでくださいね♪
このオブザベーションを正確に行えないと、ムーブを見誤ったり、ホールドを見失ったりしてしまい、トライ中に考え直すことになり、体力の消耗につながってしまいます。
皆さまも、こういった経験はありませんか?
かくいう私も、オブザベーションしたつもりが、ホールドを忘れてたり、思ってた動きができず、あたふたしてましたよ笑
想像したルート(課題)と登って分かった現実のルート(課題)とではかなりの差があり、ほとんどのクライマーがこういったことを経験していると思います。
これは、経験値のがものをいうと考えていて、経験値が浅いとムーブの引き出しが少なかったり、ホールドの最適な持ち方を知らなかったり、重心位置の動かし方など、抜けてしまう要素がたくさん出てきてしまうから…
プロクライマーだって、血のにじむ努力を行ってきているとはいえ、思わぬ箇所で落ちてしまうなんてこともざらにあります。
以下のことを意識してクライミングを楽しみながら、想像と現実の差を少なくしていきましょう♪
・オンサイトトライを意識して、オブザベーションを習慣化する
・登れなかった時の、何が原因(想像と現実の差)だったのか考えてみる。
・経験値を上げるためにも、いろんな課題に挑戦してみる。(スラブ~ルーフ)
・うまい人の登り方をしっかり観察してみる。(技術は盗むもの笑)
まとめ
いかがだったかな?
オンサイト(OS)ってリハーサルできなくて、一発本番なんだね。頭のシミュレーションだけで、登れるようになるって、フィジカルもメンタルも両方必要なのか!!
そうなんだ!
だからこそ、オンサイトトライができたときの達成感がハンパないものになるし、クライミングにおいてもっとも素晴らしい完登スタイルとなるんだね^^
では簡単にオンサイト(OS)についておさらいしよう♪
オンサイト(OS)とは・・・
目標ルートに対して、何の情報も補助的器具を得ず、初めてのトライで完登すること
オンサイト(OS)こそ、クライミングにおいてもっともかっこいい完登スタイルで、『究極の美学』と言われます。
そして、別名『一撃』と呼んだりも笑
普段何気なく頑張ってトライしている課題を、一度だけのトライで登れと言われると想像以上にグレード感が高く感じることになりますよね。
それだけ、一度きりの挑戦というのは難しく、オンサイト(OS)グレードというのは下がってしまいます。
そのオンサイトの能力を高めるには・・・
・『オブザベーション』が必要不可欠となり、ホールドの形状・位置を把握して、そのルートにもっとも合うムーブを見つけて、脳内シミュレーションを行う。
・ミスが起きないように、冷静に考えて身体を動かすように意識する。
想像してたのもの実際に登った時に感じた差はどうしても起こってしまい、この差を小さくすること=オンサイト能力が高いとなります。
そのためにも、いろんな課題を登り、経験値を増やしていきましょう^^
今日はここまでとなります。
皆さまのクライミングが新しい趣味に繋がりますように♪
では本日の記事はここまでとして、次回記事でもクライミング情報について詳しい話をお伝えしてまいりますのでお楽しみに♪
みなさまに楽しい楽しいクライミングライフを送れますように^^
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