スピードクライミングとは??詳しく解説♪

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クライミング

皆さま、こんにちは^^

このブログを運営しているPOPです!!

本日も皆様にクライミング情報を発信してまいります。

<strong>クライム君</strong>
クライム君

スピードクライミングってただ登るだけでも大変なのにスピードも競い合うってすごくない?

<strong>POP</strong>
POP

スピードクライミングは陸上競技のようにタイムを競い合うだけでなく、確実にゴールにたどり着けないといけないんだ…焦って掴むのに失敗して墜落となればその時点で記録は出ない。
そういった緊張感も含まれる競技だからこそ見応えもある^^
今日はスピードクライミングについて話していこう♪

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スピードクライミングって??

スピードクライミングとは、2020年の東京オリンピックから正式種目に選ばれたスポーツクライミンの1種目であり、名前の通り登るスピードを競うクライミングとなります。

スピードクライミングの分類とは??

スピードクライミングはトップロープクライミングに分類される。

トップロープクライミングに含まれるジャンルですが、ビレイヤー(安全確保でロープを支える人)は必要なく、最上部に設置しているオートビレイという自動巻き取りの機械によりクライマーの安全を確保する仕組みになっています。

自動巻き取り可能なオートビレイ

これにより、ビレイヤーの必要はなくとも選手の登る速度に合わせて自動にロープを巻き取り、選手が落下し、強い力が加わったときに制御して安全確保した後ゆっくりと下降してくれるものです。

ちなみに、これは登りを補助するわけではないので、エイドクライミングに分類されません。

またオートビレイがまだ採用されていなかった時代では人力でロープを引っ張っていたそうです…

クライミングの分類については以下の記事で説明していますので合わせてご覧ください^^

スピードクライミングのルールって!?

先ほどもお話ししました通り、スピードクライミングとは純粋に登る速さを競うものです。

いかにタイムが速いか単純明快ですね^^

壁にもしっかりとした国際規定があり、壁の高さ(15m)や傾斜角度、ホールドの種類と位置は世界共通となり、どこでも行うえるようになってます!!

ちなみにルート(課題)の難易度は5.10cほどになり、クライミング経験者で登るだけであればそれほど難しくないと思います。

スピードクライミング競技の流れとは!? 

競技の流れは以下のようになります。

予選

1.同じコースを配置された2つの壁を1トライずつの計2回トライ
2.2トライのうち速いタイムを使用することができる
3.参加者の上位16名が決勝に出場可能となる

決勝

1.トーナメント方式で予選でのタイムの早い選手と遅い選手の組み合わせとなる
(1位と16位、2位と15位、3位と14位・・・8位と9位となる)
2.決勝トーナメントは1トライのみでタイムが速い選手が勝ち上がる
3.万が一選手同士のタイムが同じだった場合はカウントバックが適用となる
(カウントバックとは同じラウンドで同じタイム(成績)だった場合の順位決定方法。スポーツクライミングの場合は1つ前のラウンドのタイム(成績)を採用。) 
4.準決勝及び決勝の場合のみカウントバックは適用せずに再度競技を行う。

スピードクライミングの世界記録は!?

2024年現在のスピードクライミングの世界記録次のようになっています。

男子

Samuel Watson( USA )選手:4.798秒

女子

Aleksandra Miroslaw(ポーランド)選手:6.242秒

日本記録

現在(2024年7月)におけるの日本記録についてご紹介!!

男子

大政 涼選手4.978秒

女子

林 かりん選手:7.370秒

世界男子では4秒台が当たり前になってきており、日本人でも公式では初の4秒台をマーク!!

男子では十分に世界と戦っていけるタイムまで上がってきているのではないでしょうか。

女子では1秒以上の差が開いており、これからの記録更新に期待といったところですね!!。

女子の世界記録も近いうちに5秒台が見えてきそうなタイム♪

今後の記録が楽しみになりますね!!

スピードクライミングはメンタルも重要!?

100m走と同様に同じ実力を持った選手と同時にタイムを競い合うのがスピードクライミング。実力が拮抗するほどにメンタルが要求されます。

スタートでフライングなどもありますし、力んでしまいフォール(落下)することも多々あります。

そのため、いかに冷静に登ることに集中して登れるか、タイムを求める上では精神面も重要になってきます!!

私も挑戦したことありますが、急いで登ろうとすると焦ってホールドが掴めなかったりしますし、完投することさえ難しくなってしまいますね…笑

ただ、登っていく中で自分の実力がタイムとして可視化される点においては登るモチベーションも上がり楽しくなりますよ♪

まとめ

<strong>POP</strong>
POP

いかがだったかな?

<strong>クライム</strong>
クライム

なるほど!スピードクライミングは時間との闘いなんだね!
いかにして早く登るのか、課題自体は変わらないわけだから最短ルートを見つければ俺にも可能性がありそう^^

<strong>POP</strong>
POP

そういうことだね^^
やればやるほどタイムは伸びる!!
あとは大会の雰囲気やプレッシャーに負けないメンタルを身に付けることが大事っ!

ということで、本日のおさらいをしておこう♪

スピードクライミングとは…単純明快で壁を駆け上がるタイムを競い合って早い人が王者となります。

スピードクライミングはトップロープクライミングのジャンルに含まれ、ビレイヤーの代わりにオートビレイという自動巻き取りシステムを採用しています。

オートビレイとは選手の速度に合わせて巻き取り、落下による強い力が加わった際に制御して巻き取りをストップしてゆっくり下降するような仕組みとなります。
※オートビレイが採用される前は人力でビレイしていたそうです…怖いっ

 また、壁の高さ(15m)、傾斜角度、ホールドの種類位置は規定されているため、その基準を満たしていればどの会場でも行うことができます。

競技の流れは、予選で同一コースを2つ配置したルート(課題)を1トライずつの計2回トライし、タイムが速いほうを使用することができ、参加選手の上位16名が決勝トーナメントに進出できる。

決勝ではタイムの早い選手と遅い選手の組み合わせ(1位と16位、2位と15位・・・)でトーナメントを行う。

万が一選手同士のタイム(成績)が同じであればカウントバック方式を取る。
ただし、準決勝、決勝でも同じタイム(成績)だった場合は再度競技を行う。

世界記録は男子は4.798秒女子は6.242秒でまさにスパイダーマンですね笑

去年には4秒台が出たと感動していたのに、今では当たり前になってきているし、まだまだ記録が伸びそうな感じですね!

こちらは初心者も観てて楽しめる種目です^^
東京オリンピックでもかなり盛り上がりましたし、パリオリンピックではどのような記録が生まれるのか楽しみですね♪

皆さまのクライミングが新しい趣味に繋がりますように♪

では本日の記事はここまでとして、次回記事でもクライミング情報について詳しい話をお伝えしてまいりますのでお楽しみに♪ 

みなさまに楽しい楽しいクライミングライフを送れますように^^ 

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