クライミングにおけるパキリとは!?詳しく解説

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クライミング

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本日も皆さまに向けて、クライミングに関する情報をお届けしてまいります♪

<strong>クライム君</strong>
クライム君

登ってるとき指が「パキッ」て鳴ってとても痛いんだけど、これってやばいのかな?

<strong>POP</strong>
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通称「パキる」といって指の関節の炎症や腱の損傷による痛みのことを言うんだ!
今日はその「パキる」もついて説明していこう♪

クライミング中に突然「パキッ」という音とともに指に激痛が走る現象、それが通称「パキリ」です。

多くは指の腱や関節、特にプーリーと呼ばれる腱を支える構造に急激な負荷がかかることで起こり、クライマーにとって代表的なケガのひとつとされています。

原因は無理なムーブやウォームアップ不足、疲労時の無理な保持などさまざま。

発症すると握力低下や腫れが生じ、登れなくなるケースも少なくありません。予防には指のウォーミングアップ、負荷管理、そして指の筋力トレーニングが有効です。

早期発見と適切な対処が復帰への鍵となります。

この記事でわかること

  • 「パキリ」とは何か?どんなケガなのか?
  • パキリが起こる主な原因とそのメカニズム
  • ケガを未然に防ぐためのトレーニングと予防法
  • もしパキってしまったときの正しい対処と復帰手順
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パキリとは?|腱や関節に起こる“あの感覚”

クライミングをしているとき、指から「パキッ」という音がして、瞬間的に鋭い痛みが走る――。

これ、経験がある方も多いのではないでしょうか?

この現象、通称「パキる」や「パキリ」と呼ばれ、指の腱や靭帯、関節、滑車(プーリー)といった構造が損傷した状態を指します。

☑️ パキるとどうなる?

  • 指の関節が曲げられない、もしくは痛くて動かせない
  • 指の付け根あたりに腫れや熱感が出る
  • 握力が著しく低下し、ホールドを保持できない
  • 時には内出血や変色が見られることも

特に「キャンパストレーニング」や「遠いホールドを無理に取りにいった」ときに発症しやすく、中・上級者に多く見られる職業病のようなケガです。

ただし、経験が浅くても、準備不足や無理な登り方をすれば誰にでも起こり得ます。

パキリが起こる原因とよくあるシチュエーション

以下の表に、パキリを引き起こしやすい典型的な原因と登攀中のシチュエーションをまとめています

パキリの原因表
パキリが起こる主な原因と注意点
原因 状況 注意点
指に急激な負荷 一気にホールドを引き込んだ瞬間 無理なダイノやデッドポイントでの力任せの動作
ウォームアップ不足 クライミング序盤に高グレードへ挑戦 指の腱や靭帯がまだ温まっておらず柔軟性が低い
持久力の低下 疲労状態での無理な保持や粘り 長時間のセッション後の追い込みに注意

特に指先に小さな力が集中するボルダリングでは、腱にかかる負担が想像以上に大きく、日々の積み重ねが「ある日突然パキッと…」という結果を招くことも。

パキリを防ぐには?|予防のための3つのポイント

パキりを防ぐためのポイントを3つ紹介します♪

1. 指のウォームアップを丁寧に

ウォームアップというと肩や腰のストレッチを思い浮かべる方も多いですが、実は指こそ最も入念に温めるべき部位の一つです。

ゴムチューブや指用グリッパーを使って前腕や指の可動域を広げ、「汗をかくくらいまで」しっかり動かすことが理想です。

2. 「登れる」より「登っていいか」で判断する

登れるかどうかと、安全に登っていいかは別物です。

例えば「今日はなんとなく指が重たい」「前回の登りで軽く違和感が残ってる」など、微細なサインを感じたら、あえて登らない・課題を軽くする選択が“上級者の判断力”

パキリを未然に防げるかどうかは、この“一手前の選択”にかかっています。

3. 指の強化トレーニングを習慣にしよう

パキリの最大の予防は「指がパキらないだけの耐久性を持つこと」。

以下のようなトレーニングを日常に組み込むことで、負荷に耐えられる指の土台作りができます。

  • 軽めのキャンパストレーニング(足あり、時間短め)
  • リストカールやフィンガーバンドなどの補助トレ
  • 「保持時間」を長くすることで腱を鍛えるホールド懸垂系メニュー

パキってしまったときの対処法と復帰の流れ

万が一、パキッてしまった場合の対象について2つに分け紹介します!

発症直後は迷わず「RICE処置」

指にパキリの兆候(痛み・音・腫れなど)を感じたら、即座にクライミングを中止し、以下の応急処置を実施しましょう。

  • Rest(安静):何よりもまず登らない。動かさない。
  • Ice(冷却):氷や保冷剤をタオル越しに20分冷やす×数回
  • Compression(圧迫):軽くテーピングで固定して腫れを防止
  • Elevation(挙上):患部を心臓より高くして炎症の広がりを抑える

※ 症状が重い、もしくは痛みや腫れが強い場合は、必ず**整形外科(特にスポーツ整形)**の受診を。

復帰までのステップ(軽症~中等度の場合)

パキリ回復ステップ表
パキリ後の回復ステップと注意点
期間 やること 注意点
~3日 完全安静・アイシング 冷やしすぎない/無理に動かさない
~1週間 少しずつ指を動かす 違和感・痛みが出たら即中止
~2週間以降 テーピングを巻いての軽い登り 無理をせず、1グレード下げて登る
3週~ 徐々に強度を戻す指トレ開始 回復途中に「またやった」は避けたい

まとめ

<strong>POP</strong>
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いかがだったかな??

<strong>クライム君</strong>
クライム君

強くなりたいため、指に負荷かけすぎてもケガしてしまうんだね…
無理は禁物を意識して鍛えていくようにしよう♪

<strong>POP</strong>
POP

そういうことだね!
強くなりたい一心で鍛え続けるのもほどほどに♪
時には休んだり負荷を下げるのも意識してみよう!
では最後におさらいだ!

パキリは誰にでも起こります。
大切なのは“予防・判断・休む勇気”

クライミングにおける「パキリ」は、技術や経験を問わず誰にでも起こるリスクがあるケガです。

しかし、それを「予防できるか」「早く気づけるか」「きちんと休めるか」で、その後のクライミング人生が大きく変わってくると僕は思います。

最も大事なのは、“いま自分の指が何を感じているか”に正直になること。

今日一日登れなくても、1年後も元気に登り続けられるほうが、絶対に楽しい。

どうかこの記事が、あなたのクライミングライフを守るヒントになりますように。

ぜひ以下の参考書をおすすめします!

さて、今回の記事はここまでとなります。

このブログを通じて、クライミングが皆さまの新しい趣味へとつながれば嬉しい限りです!

次回も引き続き、クライミングに関する役立つ情報や楽しい話題をお届けしていきますので、どうぞお楽しみに♪

それでは、素敵なクライミングライフをお過ごしください^^

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